電気通信主任技術者 受験メモ [ネットワーク]
去る1/27(日)に、「電気通信主任技術者試験」を受験してきました。
毎年2回実施される試験のうち、平成19年度第2回目試験にあたります。
電気通信主任技術者とは?
「電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者です。」
IPに興味がありましたので、
伝送交換技術者・専門科目には、「データ通信」を選択しました。
全科目をしっかり勉強して、高得点で合格!
意気込みはこんな感じでしたが、そこそこ忙しくもあり、あまり勉強に打ち込むことができませんでした。
受験後を総括してみると・・・
昨年合格した工事担任者(総合種)、落ちてしまったテクニカルアンジニアNW、
CCNA範囲のTCP/IPやルーティング、学生時代に受けた講義(電源・整流の基本的知識)など、
断片的な知識をフル活用した結果、「データ通信」「設備管理」の科目合格にこぎつけられました。
(あくまでも自己採点です。正式には2/18の発表待ちですね)
次回は「法規」に打ち込み、必ず伝送交換技術者になりたいと思います。
私の勉強方法(ご参考程度に)
試験日まで日がなくなってからようやく勉強に取り掛かったため、
まずはじめに「データ通信」の過去問を解きました。
これはデータ通信協会より、過去2~3回分(うろ覚えですみません)ダウンロードできます。
http://www.shiken.dekyo.or.jp/chief/
http://www.shiken.dekyo.or.jp/index.html
過去問を解き、自分の苦手な分野を把握しました。
年度によりますが、最初に解いたときに60-80点くらい取れたので、少しだけ勇気が沸きました。
このとき、出題傾向といっては大げさですが、
たとえば光アクセスネットワーク、ギガビットイーサ、ADSLの問題がよく出そうだな?
ということを確認しました。
こうすることで、この分野に関するアンテナが鋭くなり、自然と勉強に身が入ったように思います。
その後、過去問題の正答の確認、その分野の知識、関連分野の知識をノートにまとめながら、
勉強を進めていきました。
「伝送交換設備と設備管理」に関しては、勉強時間を一時間も割り当てることができませんでしたが、
「データ通信」向けの知識が、こちたの科目にもかなり使えたように思います。
なお、今回の受験に利用した資料は以下の通りです。
「電気通信主任技術者 データ通信テキスト」
ATMの項が参考になりました。パケット交換やパケットフォーマットなど、
試験に直結していない部分も多いです。
「工事担任者 科目別テキスト わかるAI・DD総合種―技術・理論」
工事担任者向けのテキストです。
内容が易しく、ADSLやISDNについて概要を掴むことができます。
「電気通信工事担任者AI・DD総合種試験対策 改訂2版 (2006) (単行本) 」
これはこれまでの中で一番おすすめかもしれません。
ADSL、PON、GigabitEthernetなどの解説が参考になりました。
「徹底攻略 Cisco CCNA教科書 [640-801J]対応」
RIP、OSPFなど、ルーティングプロトコルに関してはこれを参考にしました。
Ciscoの安いルータを購入し、実際にコンフィグレーションを行うことで、IPルーティングの実際が
さらに理解できると思います。時間に余裕があれば、の話ですが。
写真は2621ルータ。これでもかなり遊べます
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